北前亭七代目 創作珍味本舗 福利物産株式会社

ご挨拶

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しなやかに柔軟に、商いを続けて二百年以上の進化力が生き残る力しなやかに柔軟に、商いを続けて二百年以上の進化力が生き残る力

「一番強く賢いものでなく、変化に対応できるものが生き残る」とは、進化論のダーウィンの言葉です。
この言葉は、弊社社内の会議室の中央に掲げられており、企業理念ともいえます。福利物産が創業したのは、230年以上も昔のことですが、弊社は綿問屋から海産物問屋、そして食品メーカー・・と創業以来、その姿形はまったく別のものに変化し続けているといっても過言ではありません。

自然界でも、しなやかで柔軟なもの、周囲に適応して変化するものが生き残りやすいように、地元に根ざした商いもその時代時代に応じた柔軟性がなければ生き残ることができない、と私たちは考えます。
人が喜ぶものを作り続けること。それは、その時代に生きて暮らす人々を「満たすもの」を作り続けることにほかなりません。
私たちはこれからも、時代に合った「おいしさ」を追い求め、進化し続けます。

炊きたてのごはんと福利の佃煮、
毎日食べてもおいしい、
そう言われ続けるために。

佃煮というと、昔ながらの食べ物というイメージですが、それは時代と共に変化し続ける生き物のように繊細なものです。自然のものが材料ですから、刻々と四季折々に材料自体も微妙に変化します。
職人は日々材料と向き合いながら、味・品質が変わらないよう丹精込めて作っています。「いつ食べてもおいしい」を作り続けるために、とことん原料にもこだわり、脈々と受け継がれる職人の技と徹底した品質管理が「おいしさ」を支えています。

守るべき伝統、未来への前向きな変化。
そのどちらも福利物産の「誇り」。

時代のニーズに合わせ、いつも「おいしい」と言われ続けるため、福利物産はこれからもいろんな味、新しい食にチャレンジし続けます。いつの日か、お菓子屋さんになっていてもおかしくはありません。守ることより創ること。それが「人に喜びをもたらすもの」でありさえすれば佃煮でなければならない、という決まりもありません。
福利物産は「何を」よりも、「いかに人々に喜ばれ続けるか」を軸として、尾道から新しい食文化の創造にこれからも挑み続けます。

福利物産株式会社 代表取締役社長福島光宏